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2008年6月 4日 (水)

「広告批評」休刊へ!

■テレビCMが全盛期を迎えて、今は30年くらい?「広告批評」創刊30周年で廃刊・・・はたしてウエブのせい?

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◆「マスメディア広告万能の時代は終わった」・休刊する「広告批評」<日経ITPLUS 2008年5月19日>より
 
 広告ジャーナリズムの雑誌「広告批評」(マドラ出版)が来年(2009年)4月の30周年記念号を最後に休刊する。1979年に創刊し、テレビCMを中心に急拡大したマスメディア広告を大衆文化として取り上げてきた。テレビに代わり、ウェブ広告が広がる今、「このへんでひとつの区切りをつけたい」という。生みの親であるマドラ出版社主の天野祐吉氏に聞いた。

――2008年4月号の編集後記で「マスメディア一辺倒の時代からウェブとの連携時代へ、ふたたび大きな転換期を迎えています」と書かれました。休刊を決めた理由を改めて教えてください。
 「広告が大きく変わろうとしている今、ひとつの区切り時を迎えているということです。『広告批評』と言う時の『広告』は、マスメディアとしての広告を指してやってきました。テレビCMが全盛期を迎えて、今は30年くらい経ったところにきています。時代の終わりを告げて、やめるとしたら今かなと思っていました」

――マスメディア広告の時代は終わったということでしょうか。
 「ええ。マスメディアの広告が“万能”の時代は終わったということですね」
――時代が終わったと感じたのはいつ頃ですか。
 「4、5年前からその傾向は出てきているんじゃないですか。マスメディア広告は今も相変わらず続いているけれど、その後に出てきたウェブという媒体が急速に伸びてきたということです」
 「(前編集長の)島森路子とは2、3年前からウェブの問題について話し合ってきました。『どこかで幕の引き時だよね』という話をしていたんです。ただ、ある日突然、自分勝手にそれを告げるのはおかしいから、どこか切りがよいところがいいんじゃないかと考えました。それで創刊30周年にしたんです」・・・以下略

――<参考資料>――――――――――――――――――――――
★ウエブ・メディアの登場で、既存マスメディア、広告業界(CM)はどう変わるのか?
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【明日の広告】 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書):佐藤 尚之 (著)
 インターネットの普及、情報洪水、市場の成熟などによって、消費者はガラリと変わってしまいました。マスメディアへの接触が減り、広告をスルーし、しかも信じません。ブログを含め、友人からのクチコミの方がずっと信頼されるこのご時世、どうやって「効く」広告を仕掛ければいいでしょうか・・・

【グーグルが日本を破壊する】 (PHP新書):竹内 一正 (著)
 検索連動型広告という新しいビジネスモデルによって、時価総額二六兆円の大企業となったグーグルは、世界中の情報を支配することで、世の常識とルールを破壊しつづけている。
テレビ、CM業界、新聞、ケータイ、パソコン……。創業十年の一企業が日本型社会システムの根幹を大きく揺るがそうとしている・・・
 ※特にグーグル提供予定の「アド・クリエイション・マーケットプレイス」に注目!

【グーグルに勝つ広告モデル】 (光文社新書):岡本一郎 (著)
 「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。このような状況で、既存のメディアはどうビジネスモデルを変えればいいのか?

★テレビCMは、わずか15秒でアテンション(注目度)効果を狙い、情緒的・感覚的な情報を伝達できるメディアでした。しかし、ターゲッティングが基本的にできず無駄打ちの多い(テレビ)メディアでもありました。そこに多様で、きめ細かいターゲティングが可能で、情緒的・感覚的な表現まで実現できるウェブ・メディア(動画広告など)が、一般家庭のテレビ画面に登場しようとしています。それでも、雑誌や新聞・テレビ業界のそのメディア特性を活かした生き残り策はあるというのですが・・・
★「広告批評」を読まなくなったのは、個人的にはバブル以降・・・。廃刊もインターネット本格登場(90年代後半)とはあまり関係がないような気がします。“時代の要請”サイクルの終焉?

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