経済・政治・国際

2008年3月 5日 (水)

裏事情同時進行本?

■田中森一・宮崎学/同時進行の裏事情問答『必要悪 バブル、官僚、裏社会を生きる』

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本の内容 <NHKブックレビュー2008年02月10日>より
 アウトローとして生きる二人が、日本の裏社会を暴露した異色の対談。
 地上げから銀行の財テク、ロッキード事件やつい最近のライブドア問題など、話題は多岐にわたります。『一晩のうちに二、三人に転売して、それぞれが何億円か儲かるというんだよ。土地にしろ、絵にしろ。(中略)バブルってすごいなと思った』(本文より)
 著者の田中森一は元検察官。弁護士に転じてからは、闇社会の守護神と呼ばれたが、現在は詐欺事件の刑事被告人です。一方の宮崎学は革命を夢見たものの挫折し、地上げや解体業を経た後に作家となります。法の裏側に精通した当事者同士による迫真の対談・・・。

 ・・・帯コピーに“獄前問答”“堀の上を全力疾走” とあるように、本というよりは月刊誌の特集記事のような司法&時事ネタ満載だ。読んでいる間にも、登場人物の裁判ニュースや逮捕ニュースが次々と飛び込んでくる・・・例えば以下のニュース。

 ◆許永中受刑者(懲役6年)、田中元特捜検事(懲役3年)、実刑確定へ…石橋産業事件(2008年2月12日)
 ◆NPO詣でにいそしむ村上元代表の心中とは(2008/02/12) ・・・村上元代表は、ライブドアを巻き込んだインサイダー取引の罪で実刑2年・追徴金約11・5億円の有罪判決を東京地裁で受けた。即日控訴・・・(2007年7月)
 ◆堀江被告、改めて全面無罪主張 ライブドア事件控訴審(2008年02月22日)
 ◆三浦和義元社長“逮捕に憤り”(2008年2月24日)
 ◆鈴木宗男議員(一審懲役2年の実刑判決)、二審も有罪 控訴棄却、最高裁に上告へ(2008年02月26日)
 ◆ジミー佐古田氏「実行犯知っている」…三浦和義容疑者、共謀罪で立証可能(2008年3月2日)

■田中森一氏の国策不捜査論<ライブドアニュース【眼光紙背】佐藤優/2008年02月19日脱稿>
 2月13日、元東京検察庁特別捜査部(特捜)のやり手検事で、その後、弁護士に転出し、バブル紳士やヤクザ関係者の代理人として活躍した田中森一氏の上告を最高裁判所が棄却した。近日中に田中氏の有罪が確定する。田中氏は、懲役3年の実刑判決を言い渡されているので、刑務所に収監される。ちなみに、筆者(佐藤優)の場合、懲役2年6カ月の判決を言い渡されたが、執行猶予がついているので、最高裁で有罪が確定しても実際に刑務所に収監されることにはならない。
・・・中略
 田中氏は、特捜の捜査は、政治的な目的をもって、狙い撃ちをする国策捜査であるという。しかし、現場検事の実感からすると、もっとも深刻な問題は、そこに深刻な犯罪があるにもかかわらず、ときの政権に悪影響を与えることを恐れて、検察上層部が捜査をつぶす「国策不捜査」であるという。田中氏の著書『反転』(幻冬舎)にもその事例がいくつか書かれているが、この問題は特捜の内側にいた人しか実情を知らない。
・・・以下略

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2008年2月14日 (木)

オバマスピーチは、“10 Seconds Bite”

■オバマ候補のスピーチは、“10 Seconds Bite”・・・選挙コンサルタントの指導を積極的に取り入れている!

 There’s not a liberal America and a conservative America-there’s the United States of America.
 There’s not a black America and white America and Latino America and Asian America;there’s the United States of America.


 ▲Obama 2004 D N C Address ("One America" excerpt)(01:49)
◎YouTubeへ(携帯可)= Obama 2004 D N C Address ("One America" excerpt)(01:49)

■オバマ演説 ここがスゴイ!!<日刊ゲンダイ2月3日>より
 民主党の大統領候補指名レースで、ヒラリーとデッドヒートを繰り広げているオバマ。評判なのは、彼の演説のうまさである。J・F・ケネディやキング牧師の“再来”などといわれているのだ。一体、どこがスゴイのか。
 翻訳家の菊谷匡祐氏は、“伝説”といわれている04年7月27日の民主党全国党大会基調演説の原稿を読んで驚嘆したという。
「オバマの演説原稿は、時事英語のような専門用語がなく、センテンスも短いので、とても分かりやすい。ロジックの展開も絶妙で、クラシックの協奏曲を聴くようにリズミカルに読めるのです」
 ジャーナリストの堀田佳男氏は、この演説を現地の会場で実際に聞いた。
「約5000人の民主党員がうっとり聞きほれ、中には泣いている人もいました。私も鳥肌が立ったほどです。

『リベラルのアメリカも保守のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ。黒人のアメリカも白人のアメリカもラテン人のアメリカもアジア人のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ』という部分は、全米で繰り返し放送されて、オバマは一躍脚光を浴びました」
 菊谷氏(=前出)は、声の良さも魅力だという。
「音域に例えると、ローバリトン。いい響きで、とても心地良く、長く聞いていてもストレスにならない」
 演説力を磨く努力もしている。選挙コンサルタントの指導を積極的に取り入れているのだ。
「テレビCMで、短い時間でインパクトあるメッセージを伝えることを“10 Seconds Bite”と呼びますが、その訓練を熱心に受けて、演説の演出力を磨いたのです。ニューハンプシャー州予備選後の演説では、理念や政策を語る間に“Yes、We Can”を多用し、直後に間を置いていました。こうした巧みな抑揚のつけ方は、訓練で磨いたものです。敗戦を認める演説なのに印象に残りました」(堀田氏=前出)
 下を向いたまま、原稿をただ棒読みする日本の首相は、見習ったほうがいい。
(原文= There’s not a liberal America and a conservative America-there’s the United States of America.
 There’s not a black America and white America and Latino America and Asian America;there’s the United States of America.)

★まるで、教会でのスピーチ?・・・ゴスペルがバックに流れているイメージアクションだ。(オバマ候補はプロテスタント信者)。J・F・ケネディやキング牧師の“再来”とも言われている。また“ワンフレーズ・スピーチ”の小泉前首相似説もある。大逆転劇のデッドヒートを演じている民主党大統領候補選!プロの選挙参謀や広告代理店が暗躍しているにちがいない。「ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争」(講談社)じゃないが、“ドキュメント大統領選挙広告代理店”という本が出てくるのが待ち遠しい・・・

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2007年8月15日 (水)

玉音放送完全版

■玉音放送を完全に最後まで聴いたことがありますか・・・そして、玉音盤を奪おうとした反乱軍がいたことを知っていますか


 ▲敗戦の詔勅 (玉音放送) ~完全版~

■夏の背広をきちんと着込み、かくしゃくとした態度で現れた男性は、昭和史の生き証人<河北新報2007年08月14日>
 仙台郊外の寺岡市民センター。夏の背広をきちんと着込み、かくしゃくとした態度で現れた男性は、昭和史の生き証人である。
 元NHK職員玉虫一雄さん(85)=青葉区=は、1945年8月14日、天皇による「終戦の詔勅(しょうちょく)」の録音に技術員として携わった。
 夏になると体験談を話す機会が増える。

 あの日深夜、宮内省の一室で行われた録音作業。緊張の極だったろう。天皇の横顔がわずかに見えたが、表情はうかがえなかった。
 『朕(ちん)、深く世界の大勢と帝国の現状とに鑑(かんが)み、非常の措置を以(もっ)て時局を収拾せんと欲し…』。天皇自ら「録音し直したい」と言い、作業は2度に及んだ。玉音盤を奪おうとした反乱軍に一時監禁された時は「生きた心地がしなかった」。

 翌日正午、国民が初めて天皇の肉声を聞いた。「あの放送が流れたことで、日本は本土決戦を避けることができた」と玉虫さん。
 聴講者は大方が中高年だ。玉音放送を覚えている人もいる。
 当時の関係者の中で存命は玉虫さん一人だけになった。「元気なうちは語り続けたい」。そう決めている。

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2007年7月24日 (火)

YouTubeメディア・ウオーズ

■「選挙に行こう」中田英寿さんが呼びかける動画<Asahi.com2007年07月19日>
 サッカー元日本代表の中田英寿さん(30)が、参院選への投票を呼びかける動画「Take Action!7・29」をインターネット上で公開した。所属事務所によると、引退後に続けている「自分探しの旅」の中で、「多くの問題を抱える日本を変えるため、選挙への投票を広くPRすべきだ」と考えたといい、特定の党派や候補を支援するつもりはないという。
  動画は動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)で18日夜、公開された。知人のNGO関係者や趣旨に賛同した映像関係者らとともに、今春以降に作製したという。今回の参院選では中田さんも海外から投票する予定という。

 ▲Take Action! 7.29(from nakatanet )~YouTube

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■米大統領選 ユーチューブに強力な「勝手連」、「オバマ・ガール」参上<産経新聞7月24日>より
 【ロサンゼルス=松尾理也】セクシーな女性が歌い踊りながら、次期米大統領選の民主党有力候補、オバマ上院議員へ賛辞を贈るアマチュア製作の動画「オバマに夢中」が、先月、インターネット動画サイト「ユーチューブ」に投稿され、のべ250万人以上が視聴する大ヒットとなっている。気をよくした製作者はこのほど、同じく音楽ビデオ形式の動画「オバマ・ガール対ジュリアーニ・ガール」を、第2弾として発表した。
 いずれも、候補者陣営は関与していないとされる。一般人のメッセージがユーチューブ経由で多くの人々に視聴され、候補者の思惑とは無縁のところで影響力を持ちはじめている。
 「オバマに夢中」は、広告業界で働くベン・レリス氏(32)の思いつきが発端となり、今年5月、ニューヨークで製作された。女性モデル(25)が出演、アメリカン・ポップス調の音楽に合わせ、「最高の候補者よ」「08年まで待ちきれない」などと歌い、踊る。
 動画は6月13日にユーチューブに投稿され、ロイター通信によると、これまでにのべ250万人以上が視聴したとされる。・・・以下中略
 2004年の大統領選で、インターネットを駆使した資金集めで一時、旋風を巻き起こしたハワード・ディーン候補(民主党)の選対責任者、ジョー・トリッピ氏はAP通信に対し、「革新的な動きは有権者の間から生まれ(候補者ではなく)有権者が選挙戦の形勢を変えるようになるだろう」と、「ユーチューブ選挙」のもたらす変化を予測している。

▲"I Got a Crush...On Obama" By Obama Girl

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