SF

2008年3月19日 (水)

アーサー・C・クラーク氏逝く

■SF作家のアーサー・C・クラーク氏が死去<Asahi.com2008年03月19日>


 ▲2001 A Space Odyssey - Space Sequences Tribute Part 1of4(09分:59秒)
※原作:『2001年宇宙の旅』 2001: A Space Odyssey (1968年)

  名作「2001年宇宙の旅」などで知られる英国人SF作家、アーサー・C・クラーク氏が19日、移住先のスリランカで死去した。90歳だった。秘書がロイター通信などに語ったところによると、クラーク氏は4日前からコロンボの病院に入院していたが、19日早朝、循環・呼吸関連の発作を起こした。60年代以来、ポリオの後遺症に悩まされていたという。

 1917年にイギリスサマセット州マインヘッドにて生まれる。第二次世界大戦の時には、イギリス空軍の将校として電波探知法、レーダーの開発に取り組み、教官も務める。戦後、ロンドン大学のキングス・カレッジに入学、自然科学を専攻する。一時、大蔵省に勤めるがすぐに退職。1945年に衛星通信に関する論文を科学雑誌へ寄稿し、現在、通信の基幹となっている衛星通信の構想を初めて科学的に示した。

 その後次々と作品を発表し、SF界を代表する作家となった。スリランカの海に魅せられて56年に移住。59年にポリオにかかり、ほとんど自宅で過ごすようになったが、精力的に執筆活動を続けた。
 クラークは豊富な科学的知識に裏打ちされた近未来を舞台にしたリアルなハードSF作品群と、仏教思想に共鳴した「人類の宇宙的進化」を壮大に描く作品群とに、特色がある。

 ※代表的作品に「幼年期の終わり」、「都市と星」、「地球帝国」、「遥かなる地球の歌」、「2001年宇宙の旅」の続編である「2010年宇宙の旅」、「2061年宇宙の旅」、「3001年終局への旅」など。
――――――――――――――――――――――――――――
2008318issjpeg27k

■土井さん「きぼう」作業完了へ・5月打ち上げの下準備<NIKKEI-NET2008年3月18日>
 【ヒューストン=田中深一郎】国際宇宙ステーションに滞在する土井隆雄さん(53)は18日午後(日本時間19日午前)、日本実験棟「きぼう」での最終作業に入った。船内保管室のラック(棚)の点検や室内の写真撮影を終えると、5月の船内実験室打ち上げに向けた下準備が整う。

 船内実験室に設置する長さ約1.6メートルのカメラ用支持棒の組み立てなど、予定外の仕事も前倒しで終えた。18日深夜(日本時間19日午後)には、ほかの乗組員と共に一時の休息に入る。ただその後は、物資移送や船外活動の支援などで忙しい日々に戻る。

 この日は飛行9日目。土井さんは歌手の平原綾香さんが歌う「星つむぎの歌」で朝を迎えた。この曲は、宇宙を題材に全国2000人以上から募った歌詞をつないで作る「宇宙連詩」がもとで、土井さんが中学時代を過ごした山梨県の科学館などが企画。土井さんは「宇宙で聴けるのは最高な気分です。多くの皆さんに感謝します」とうれしそうに話した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)